Rigalaさんのイラストまとめ

｢………嘘が下手なのはお互い様だろ、愚図が｣

(後ろ手に隠して持っていた懐中時計のボタンを押す。瞬間、周囲全てが静止し)

｢……………ックソが！！ろくな死に方しねぇぞテメェ…！(地を睨み、相手をもう一睨みするともう一度床の液体に目をやり)
……ぅゔ(申し訳程度に舌を伸ばすと、先程まで自身が踏み締めていた床に散らばる水滴を掬い)｣

｢…(相手に背を向けたまま口角を上げ)
へぇ、それは楽しみだなァ…

…何がって、テメェ自身のことがよォ！！(くるりと振り向くと、乱暴に相手の首をひっ掴む。そのまま作業台へ押し付ければ)｣

｢…クソ、黙って聞いてれば…(テーブルに足をかけると瞬く間に狙いを定め)

──やってくれんじゃねェかこのクソアマァッ！！(右の手袋を荒々しく脱ぎ捨て、相手目掛けて爪を振りかざす)｣

｢……はッ、そうかよ…………(あ、と口を開けると目線はそちらに向けたままスプーンを口に運び)｣

｢………ッハ、な〜にが美しいだ…脳ミソ氷河期かよ。つーか誰だこんなクソ趣味悪ぃついでに頭も悪いこと仕出かしたのはァ！！！(先程の丁寧な言動とは打って変わって突然激昴し)
オイそこのゲームマスターだかいうカス！テメェなんか勘違いしてンじゃねぇのか……？誰が女装趣味っつった…？？｣

(暫くし、狼が逃げ込んだドアが静かに開くと)
｢……一時はどうなることかと思いましたが、考えてみれば適応すれば宜しかったのですね。(コツコツとヒールを鳴らし)
美しい衣装には美しい振る舞い…とでもいいますか(可憐な少女のような声でそう言い切ると)｣