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軟体動物多様性学会【公式】さんのイラストまとめ


会の広報に加え、軟体動物学の普及啓発を目的として貝類の様々な話題を中の人(福田 宏)が縦横無尽に呟きます。分類学上の情報などは特記しない限り全て中の人の見解です。英文誌Molluscan Research(MR;オーストラレイシア軟体動物学会と共同で)、和文誌Molluscan Diversity(MD)を刊行中。
marine1.bio.sci.toho-u.ac.jp/md/index.html

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「生物多様性の根幹」について長めのインタビューを受け、南三陸サスティナビリティセンター発行のフリー冊子『海の恵みに迫る危機』にこのほど掲載されました:
https://t.co/nvt73QLVSQ
ニシザワマキコさんによる見事な挿画付きです。この絵はRTの「その他99%」の原図を踏まえています。 https://t.co/0KIWIL8cD1

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スリガハマにはこれまで縁が薄かったのですが、次の環境省RLの掲載候補種でもあり、文献記録を少し調べてみました。タイプ産地は長崎県平戸(平瀬標本)で、福岡県でもRDBに載っているものの最近の産出例はないとのこと。山口県でも同定が怪しい記録のみで、日本海ではやはり稀産のようです。... https://t.co/8PqY00iwq9

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マツバガイの原記載(Reeve 1854)の話になったので、その見事な彩色図もご紹介します(中央とその下)。記載者Reeveは「19世紀最大の貝人」の一人で、彼が記載した種がいない国はごく僅かです。守備範囲が広すぎてサザエとナンカイサザエ及びモーリシャスの種の件など、時々やらかしもしましたが。 https://t.co/NCpgZz13pt

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私の修論は小笠原諸島で海の巻貝を闇雲に集めて網羅し、結論は「二度と出逢えそうにない種が次々に現れる場所、それが海洋島」でした。絶海の孤島過ぎて周囲から単発的に進入しても後続が容易に到達できず、個体群が定着しないため「一期一会」となる種が、常に海岸に溢れているという逆説です。... https://t.co/MKrIOqcjK3

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MR新着。中国産スクミリンゴガイ14集団の殻形態及び遺伝的特徴を比較し、地理的隔離や気候との関連を調査。殻形態は各地域の気候条件と密接に関連し、環境への適応が個体群ごとに着々と進行中とみなされるとのこと。移入先で自在に形を変え、しぶとく生き延びるわけですね。
https://t.co/vGBIBSvnWX

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嫌なのでそれは避け、ただ和名を皮肉込みで「勝鬨細螺」としました。しかし、戦争の勝利そのものを直接記念した学名など、他に例があるのでしょうか? 敗戦国側の人間としてはよい気分ではありませんが、取り乱すわけにもいかないので検討自体は粛々と進めて論文としました。…

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らず不必要に戦勝へこじつけており、もしかしたらそのためにわざわざ8月15日にも再採集に行ったのでないか、あるいは日付を改竄したのでないかとすら勘繰らせます。Ponderに不快を訴えたら、「なら対抗して、日本の新種の学名は𝘴𝘩𝘰𝘳𝘪とかにするか?」と提案されましたが、Abbottと同じ穴の貉は...

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私の20年来の畏友、Coshy画伯兼博士による倉敷市高洲産タクミニナ肖像画。肉抜き第4話(RT)に登場した60年ぶり再発見のあの個体です。Coshy氏は発見の現場に居合わせ、一部始終を見ていました。背景も現地の風景に忠実に、左に竪場島(その背後が鷲羽山)、右に児島の丘陵を配しています。 https://t.co/mzRs1QC27S

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