「生きてみようと、思います。一緒に歩んでくれる人がいるから。皆が僕に勇気をくれたから。もう生きることに怯えるのはやめると、ここで神に誓います。だからどうか、僕達の選択と、これからの未来に。どうか溢れんばかりの祝福を。これが僕の【選択】です」
「あ、あのさ……」 【18/救済者の推理】 「つまりはこの中にセフィラでありながら僕達のクラスメイトである人物がいる……ってことだよね。それが一体誰なのか、2つの資料を照らし合わせたりは出来ないかな？」
「何度も言うけれど、」 【7/理論武装】 「よく考えてみてよ。僕が夢次を襲うはずががないじゃないか！」
「……そのことなんだけど、さ」 【14/教祖の推測】 「コロシアイは2人までになったら終了する……そういうルールだったよね？犯人は全員を殺して誰かと外に出ようとしたんじゃないかなあ…」
「(俯いていた顔を上げて)……さて、」 【1/教祖の提案】 「まずはいつも通り、死体と現場の状態を確認しようか」
「あ、あの……」
「誰かー…………(助けを求める声)」
「……ぁ、あの…………」 【19/教祖の証言】 「そういえば当時はかなり蒸し暑かったので、ペット達が死んでしまうのではないかとそれぞれの家や施設のクーラーを全開にして回った…気がする…………」
「つまり……」 【6/教祖の閃き】 「じゃあ、この事件は恋也が足を踏み外したことによる事故なんじゃないかな？ちょうど停電も起きていたし、暗闇の中で階段の傍にいたなら足を踏み外してもおかしくはないと思うな」
