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塚跡
ふたりを繋ぐものなんて きっとこの球ひとつだけ
色仮置きで迷走して着地点見失った
男は、夜空の静寂とともにだだそこにある。目に痛いほどの煌きも、耳に響く喧騒も、今は記憶もおぼろげな過去のように遠い。たったふたり切り離された場所で、誰よりも賑やかな男が凪ぐのを知った。