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あまりの衝撃にホーンを落とし、そして、身体が熱に包まれる。爆ぜる感覚に包まれながら、そのまま、そのまま──
「ヴィーちゃん」
キミへの想いに今更気づいて、ゴメンな
「僕を信じて、少し苦しいかもしれないけど大丈夫だよ」
首筋に当てられた冷たい金属の感覚。
つう、と両の目から溢れた涙と共にロイエは零した。
「ありが、とう」
ムシャムシャと天使を味わうネグロを見下ろしながら、准尉は彼に話しかけた。
「随分と美味そうに食うんだな」
「ウン。オイシイ。シタショリ、テイネイ。ダカラ、テンションモ、アガッチャウ」
「取ってあげて。お魚さん」
エルミエルを護るようにそこにいたのは、ロイエが彼のために付けた自身の使い魔だった。魚は逃げようとする使い魔を締め上げて……
「ま、待ってください!お願いします!待って!!」
Motherの心臓に、ティアの槍が突き刺さる。槍から伝わるMotherの鼓動は徐々に遅く、遅くなっていき……槍を勢いよく引き抜いたティアは頬をMotherの返り血で汚しながらにっこりと笑った。
「あ……あ……ユリ、さま……」