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静まり返った部屋には私だけ
女性が告げた言葉が何度も頭を過る
『貴方がレンを殺したの』
思考を遮る様にガチャリと鍵の回る音が響いた
扉が開き、先程の女性とは違う種類の白衣を着た男がこちらへと向かってくる
私を処分するために連れにきたのだ
私の前で立ち止まり‥
『さぁ、おいで』
アンドロイド━?
いくら思い出そうとしても思い出せない、ひとつを除いては
【助け‥くて‥んな━・・】
【レ‥ン‥】
この会話だけ覚えてる、微かに残るたったひとつの記憶
『No.831‥残念な話があるの』
私は女性の顔にゆっくりと視線を移した
『あなたはもうじき処分されるわ━━・・』
第一章 memory
夢から目を覚ますと
私は大怪我をして
ベッドで寝ていた
そこに白衣をきた1人の女性が近寄ってきてこう言った
『No.831気分はどう?』
(No.831?)
『記憶がないの?あぁ、中に埋め込んでいるプログラムチップがショートしたせいね。あなたは戦闘用に作られたアンドロイドよ』