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すべてを理解している
すべてを視ている
すべてを聴いている
世界に存在するすべての事象は瞳を通して見つめている
すべて無駄だよ
何をしても君たちの力が僕に及ぶことはない
君たちはなにも為しえない
諦めて滅ぶときを待つか
諦めて僕に斃されるか
選ぶといい
その選択すら観測しているけれどね
ウチだって、ウチだってイストリアスだ……
大丈夫、怖くなんてない……!
お兄ちゃんに沢山鍛えられた……
ちゃんと戦える……
……ありがとう、あんころ
そうだよね、ウチたち二人ならきっと……
は、あ……よし
いくよ、あんころ!
ウチらのコンビネーション……ねこつかいの力、見せてやろう!
いえーい!
今日はカドリーちゃんのスペシャルライブに来てくれてありがとー!
今日は素敵なゲストをお迎えして一緒に忘れられないステージを作るわ!
みんな、楽しみしていてね!
……と。
それじゃ、あなたたち!
お互い手加減も同情もなしよ!私もフルパワーでいくわ!
ハンザッ!命、燃やせェ!!
フハハハ!
その体たらくでよく我が前に立ったものだ!
そら、どうした?
余はこの玉座を一歩も動いておらぬぞ?
貴様らの振るう剣など羽虫が掠るようなもの
だが驚くことはない。非力を嘆くこともない
余こそ「傲慢」
「傲慢」とはあらゆる他を凌駕し、初めて許される王の座よ
伊達ではなかろう?
民は私を慕ってくれた。
飢えに苦しむ私に溢れるほどの食を与えてくれた。
私に募り、城を築き王としてくれた。その恩に報いよう。
かつてのように剣を振るえずとも、この身は民によって育ち牙は守りに特化した。
さて、精々本気で打つといい。
私は民がための騎士王。共に築いたこの国を護ろう。
如何にも、我こそが加虐の名を持つイストリアス。
己が力を振るい護りを砕き、心からの征服を求める者である。
だが。闘争足りえぬ一方的な殺戮は望まぬ。
我が望むのは力の衝突を経て得る勝利と屈服のみ。
故に力無き者は退くが良い。誓って逃げる背は追わぬ。