通信傍受中（スチームパンク小説集）さんのイラストまとめ

雪原を行く博多藤四郎、三日月宗近、数珠丸恒次の自由な振る舞いに、大典太光世は溜息をつく。北海道は小樽、労働者の街。そこに眠る物とは。【路木ろきお】
燭台切光忠と太鼓鐘貞宗は貴族の装いでシベリアの白き大地に降り立つ。そびえる鋼鉄の都市は、裏に何を隠しているのか。【八代/画・深山雨】

蒸気と霧の都、ロンドン。可憐なドレスと鉄を纏った乱藤四郎は、夜を駆ける。繰り返される時間の中でみつけた、少女の正体は。【七重】
軍国主義の大都市・東京。軍属の広光は真白き将校、五条国永と出会う。かの王に見初められし男と出会う時、広光の歯車が動き出す。【四木小春/画・春風スイカ】

響く少女の歌声、サーカステントの熱狂。五虎退がレースを翻し、一期一振が騎士のように駆ける光の都・パリ。二振りは「守る」ために刃を振るう。【なな】
オスマントルコ。スルタンの息子に付き従い、飛行機を操縦する美しき小姓の名は髭切と膝丸。三人が求めるものは一体？【さやぎ/画・太刀魚】

薬研藤四郎と厚藤四郎を運び続ける蒸気機関車。車窓にはひたすらの青。太平洋横断鉄道の個室に二人が閉じ込められた意味とは。【結城音海】
魔都・上海。小夜左文字は路地を走り、江雪左文字と宗三左文字は行方不明事件を追う。煙る喧騒の奥で繁栄するものと、静かに息づく怪物とは。【にせあおい】

かつての玉座には「カイザー」という名の解析機関が座している。「科学宮殿」で、蜂須賀虎徹が「カイザー」と共に見る未来とは。【藍】
英領インド、粉塵逆巻くボンベイの港に上陸した歌仙兼定と堀川国広。解析機関の報告を見極めんとする二人の前に、ある男が現れる。【いぬい/画・でむこ赤色】