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443冊目『ダッシュ!』五十嵐貴久
人生という長い目で見ても、その場で降り掛かってくる局所的な事柄にも、いつだって選択の余地があるように見えるが、実は残された時間は少なかったりする。躊躇なんかしてられない。チャンスを失うのは嫌だ。高校生四人組に背中を押され元気付けられた気がする。
380冊目「雨のち、シュークリーム」天音美里
そういえば料理に纏わるエピソードが自分にもあるなと思い出に浸る。具材と調味料の組み合わせで、味は無限に広がる。人と人との関係も同じ事が言える。元気な時も、そうでない時も、いつだって愛情のこもった料理は格別で、そっと心に寄り添ってくれる。
260冊目「リング」鈴木光司
ジャパニーズホラーブームの火付け役であり、日本人ならみんな知ってるホラー作品。全国の「貞子」さんの風評被害も甚大なものではないと思う。闇や夜など真っ暗を連想させるものを混ぜて煮詰めましたと言わんばかりの圧倒的な恐怖感を脳髄に直接ぶち撒けられました。
203冊目「大きな森の小さな密室」小林泰三
お恥ずかしい話、小林泰三さんといえばホラーのイメージが強かったので、このような作品を出されてたことに驚きました。
笑えるミステリーあり、論理を徹底的に展開して鋭く推理するミステリーあり、と贅沢な一冊です。