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マカロニクス生痕化石の正体は結局のところスナホリムシではないという結論になったみたいだけど、堆積学の人に「で、スナホリムシってどんな生物?」と聞いても「知らん」ということだった。甲殻類の勉強を始めてからスナホリムシを知ったけど、確かに地味な等脚類だった。でも尾肢とか腹尾節は綺麗。
第1胴肢から第10胴肢まで。カブトエビは胸肢と腹肢の区別が不明瞭なのでまとめて胴肢と呼ぶよ。第1胴肢は触角みたいだけど、基部を見ると他の胴肢と同じ構造だと分かる。第1胴肢だけ向きが逆だけど、第2~10胴肢は右が基部。先端の突起を除いた下側の4対の突起は内葉。第1胴肢は内葉が長く伸びている。
城ヶ島のゾエアだよ。ゾエアはカニの幼生。先週のゾエアよりも発達が進んでいるみたいで、頭の下の首のあたりに将来肢になる部分(付属肢の原器)ができているね。鰓みたいに見える場所だよ。左は40倍で深度合成、右は100倍で深度合成した画像。今回は初めから深度合成のための撮影をしたよ。うん奇麗