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10.「辰沼伊佐だよぉ。医学部の大学院生さ。専門は形態学と解剖学。ふふ、解剖って良いよねぇ。宝探しみたいでさぁ。最近、知り合いの女の子のいなくなった父親探しを手伝ってるんだ。…その子との関係?あはは、想像に任せるよぉ。でもそうだねぇ…頑張り屋で芯の強い、僕の一番大切な女の子だよ」
9.「あ、私は、その…犬亦千史と申します…。一応、音大の方でヴァイオリン講師をさせて頂いています…。え、他…?そうですね…昔はプロを目指していたこともあったのですが…。どうにも私は本番に弱いもので…。…ああ、でも最近、大きな舞台を失敗せずにやり遂げたんです。あれは嬉しかったな…」
8.「……。…。え、もう喋っていいの?ごめんねぇ。僕、よくぼーっとしてるって言われるんだ。改めまして、兎束真朱です。大学生だよ。よろしくね。…え、この着物?えへへ、綺麗でしょう?うちの家、結構歴史のある呉服屋なんだ。僕も和裁は一通りできるよ。着物が入り用だったら是非うちに来てね。」
7.「天羽・アルノルトだ。日本を拠点にフルーティストとして活動している。腕前の方は…そうだな、コンサートのチケットを送るから、良ければ実際に聴いて確かめてみて欲しい。名前からも分かるだろうが、日本とドイツのハーフだ。最近ドイツ人の少年を養子に迎えた。素直で心の優しい自慢の息子だよ」
6.「倉間帝だ。特に言うことはない。……。おい、いつまでそこにいるつもりだ?失せろ。……。しつこいぞ。……(不機嫌そうなため息)。…大学生だ。専攻は人間心理。…恋人?いない。そもそも他人に興味がない。…嫌いなタイプ?…そうだな。ただ漫然と生きているだけの人間は、見ていて不快になる」
5.「自己紹介?なんで僕が…別にいいけどさぁ。…葦津、です。はぁ?下の名前も?言わないと終わらないって…チッ、分かったよ。葦津有斗(あると)。…顔に似合わない名前だって言いたいんだろ…大きなお世話だ。は?何か一言?…一応保健委員だから、ちょっとした怪我の手当てくらいならできるよ」
4.「私はNate Whitefield。一応これでも小説家の端くれだ。…ああ、会話は日本語で問題ない。小説も日本語で書いているくらいだからな。好物は紅茶だ。イギリス人らしいだろう?…どうした?顔色が悪い?…ああ、すまない、昔から私は体が弱くてな。お陰で大学も休みがちなんだ。実は1年留年している」
3.「俺は倉間砌!世界中を旅して回ってるんだ。資金は基本賭け事で稼いでる。え?なんで旅をしてるかって?んー…なんていうか俺、土地でも人でも束縛されるのって好きじゃないんだよなー。あと、単純にいろんな場所を見て回るのって楽しいだろ?あ、そうだ!最近旅のお供に子猫が一匹加わったぜ!」
2.「白木月人。医学部の大学院生で法医学研究室に所属してる。教授の代わりに解剖医として司法解剖を受け持ったりもしてるよ。…はい、自己紹介お終い。これで良いでしょ?さっさと出て行ってよ。いい加減研究の邪魔。…何?一緒に外へ出よう?絶対イヤ。研究室の外は色々と煩わしいことが多いからね」
1.「どうもこんにちはー。神分尊ですー。好きなものはオカルトですね!超能力とかー、魔法とかー、宇宙人とかー…わくわくしちゃいますよね!あとはそうですねー、僕は神様を信じています。誰にでもその人にとっての神様がいるし、救いはあるんです。あ、これは僕個人の考えで、親は関係ないですよ!」