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【新刊】尊氏と芋粥 尊氏はいつものきまぐれから、ふと越前敦賀の芋粥が食べたいとの頓望をもよおした。直義と師直は、越前はいまだ敵地であるからと諫めるも聞き入れられなかったところに、道誉が名乗りをあげてその願望を請け負うこととなり……