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最後の一瞬、ルリらしき人物が逆光で映る。石の世界の住人であるが、現代の知識を継承する存在が、科学と人、星の光をみつめて立つ。 そして最後に、月に向かって立つ千空は光源に向かって拳を掲げる。彼にとって豊かな世界、未来は目指すものではなく、己の手の中にあるもの。
千空の科学の思考についていくのはゲンとクロム。 千空に並び立つわけではないが、同じものを見て、同じ未来を見据える。 ゲンは電灯という千空の科学の軌跡を、石の世界の住人と同じ立場で観測する。逆光ではあるが、見つめるものも、立つ場所も同じ地平である。
現代人側で手前に光源があるのは、望遠鏡で宇宙を覗く千空のみ。 また、基盤や数列は並ぶのは彼らの思考の世界なので光源は存在しない。千空は思考の世界の仮説を猛スピードで実現させていく。 それは白夜を含めた様々な先達の努力の上に立っている。 構図は逆光だが、千空の顔は光源を向いている。
石の世界側の住人は基本的には青空+順光の構図だが、科学の力で新しい技術や工作を生み出すカセキのみ、画面内に光源(炎)が見える。
#10GUAGE 依田伸隆が手掛ける今期OP #DrSTONE #dr_stone 石の眠りから覚めた現代人である千空、ゲンの光源は背中側にあり、 対して石の世界で生き続けたクロムやスイカ、コハク、ルリは手前に光源がある。 これをカメラ用語で逆光、順光という。