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周りを見回すと、一人の女と目があった。カードを並べた女は、こちらを向き、妖艶に微笑む。 「あら?」
◇「じゃあ、行こうか。悲しいね、凄く美味しそうだ」 舌なめずりをすると、纏う空気が一変した。 包帯で自身の首を締めながら告げる。
悪魔が、こちらへと歩いてきた。手には本を構えている。 その片目は、どこか違和感があった。
◆相手はこちらへの殺意が戻ったようだ◆ ◆相手の武器︰長刀(?)
なんだか、思い詰めたような顔で、ヴァイスが輝く何かを握り、こちらを見つめている。
なんとか、弓を持ち直し、相手の方を見遣る。
腹に大穴が開き、全身に外傷。 天使の輪が─────消えかかっていた。
そして、僕は理解した。 自分の命の火が、こんなにもあっけなく消えてしまうことを。
デジール「でも、天使なら話はベツ!アタシ、1度天使の『欲』って見てみたかったんだァ♡」 そういうと、新しいナイフを構える 。
よく見ると、その掌は血が滲んでいる。 怪我をしたのかと誤解しそうだが、あれはエルが術を使う時のものだ。