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最後に現役当時のE3系こまちの写真を挙げて〆としたい。
自分と同じ年、同じ故郷ゆえに幼なじみのように親しんだ秋田新幹線のE3。
これから先も、僕の中の少年のようなピュアなハートがある限り、どこまでも撮り進めることができるに違いない。
しかし時間は無情にも刻一刻と進み、遂に最後の交検回…。
転属したとすれば所属も秋アキではなくなるため、E3系を「秋田の車両」とも言えなくなる。5年前に果たせなかった「本当のお別れ」がやっときたのだ。
そこからはもう鬼気迫る勢い...とまではいかないが何かと理由をつけて秋田に滞在する日数を増やすことにした。つい昨年の話である。
撮影以外にも地域のイベントや家族親戚のために充てる時間も増え、地元の良さを再確認する事にも繋がった。
本当に充実した日々だった。
さて、話を戻して秋田での交検回の写真を再び。高校生の頃は昼に編成写真を撮るのがやっとだったのだが年を重ねると多少は視野の広い写真が撮れるようになってきた。そうしたらいつしか、「E3をより完璧に記録するために写真を勉強しよう」とまで考え始めていた。
大曲駅で並ぶE3系と701系5000番台。使命の違いはあれど、秋田新幹線開業時から共に活躍してきた同期。E3が秋田へ来なくなるとすれば、この並びも見納めとなるので記録はお早めに。
既報の通り、6/21未明にE4系(E444-1)が新潟新幹線車両センターより新津鉄道資料館へ輸送されました。似た構図が多く恐縮ですが、とりあえずカッコいいものをまとめてみました。