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利十宮 智(リトミヤ サトシ)(16)
無邪気な笑顔と飄々とした口調により、相手に油断と安心を与える。
見た目からは殆ど想像も付かないが、元傭兵として各地の戦場を走り回っていた。生死を彷徨った経験も少なからずあり、腹部には一部臓器を全摘した痕がある。
爆薬や銃火器の類に深く精通している。
沙耶御 夕緋(サヤミ ユウヒ)(12)
元敵勢力の愛用懐刀であり、一時期敵の刺客としてクロムに牙を向いた。
生涯飼い殺しにされる運命の筈が、クロムの勝利によって思いもよらぬ方向へと導かれる。
本来死ぬ予定だったが、単騎で組織を壊滅させたツカサにより、「戦利品」と生してクロムに持ち帰られる。
ニコル・ラフィーリア(18)
クロムに置ける最大の良心。
慈愛の心を忘れず、他者に対して負の感情を向ける事を良しとしない。
仲間たちの帰る拠点、BAR 「クロノ・ウルフ」の店主であり、同時にバーテンダーを務める少女。
一方、レイの支援するカジノにおいて凄腕ディーラーとしての顔を有している。
ハイネ・K・ローデリッヒ(22)
クロム専属の闇医者であると共に、レイのサポートで裏専門の診療所を経営している。
紫煙を燻らせ佇む姿は非常に麗しく魅力的だが、その実仲間ですら擁護し切れない程の変態っぷりを露呈する。
医術の高さは折り紙付きだが、彼氏を差し置いて美男美女をナンパする悪癖有。
上條 司(カミジョウツカサ)(16)
クロムの左腕を担う少年であり、相棒のキセキと共に「二匹狼」の異名を持つ。無口且つポーカーフェイスであり、何処か退廃的でダウナーな気配を纏っている。
組織随一の戦闘力とタフネスを誇り、五感の鋭さは野性的。半面物凄い馬鹿な為、基本頭脳戦には向かない。
キセキ・フロックハート(17)
レイの異父兄弟であり、クロムの右腕を担う天才。高い身体能力と戦闘センスを有しており、頭脳戦や外交手腕においても卒なく腕を振るう。
レイとは本来犬猿の仲であり、この組織自体二人の利害関係から始まったもの。
仲間に対して非常に懐が深く、敵前にて鬼と化す。
レイ・ヴァルディー二(18)
幾つものパイプを持つ情報屋でありながら武器商も営んでおり、多くの荒事を一手に引き受ける武闘派組織「クロム(Chrom)」の若きボス。
傲慢不遜で尚且つ怜悧狡猾。目的への手段を選ばないシビアっぷりを持つ半面、意外と面倒見が良く部下に対して何かと甘い。