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「――その夜、姉は私の唇を奪ったのです
『姉より進んだ妹などいない』
そう念仏のようにつぶやきながら
何度も、何度も……!」
(城ヶ崎莉嘉,城ヶ崎美嘉の妹と呼ばれて,20XX,p.114)
誕生会の主役をへべれけで出迎える友紀。某金満球団の紙袋を探り始めた彼女を諦念9割な目で見つめる幸子。だが取り出されたのは、メガホンでも、レプリカユニでもなく、気の良いたジュエリー!やきう狂いの異常にざわつく会場。Pは球団コラボ品と見抜いたが、慌てる幸子カワイイし口をつぐむのだった
「み、美波、アーニャ限界っぽいぞ!
「え、えとと、…ラ行で始まる人を連れてくれば――
「このレイナサマを頼るのはいい心掛けねッ!
…で奈緒、急用って――
「R゛ぅrr゛rrrr゛――
「くぅぅ、麗奈じゃだめか!
「麗奈ちゃんじゃ駄目みたいだね…
「っな、な ん な の よっっ!!!?