//=time() ?>
西の魔女、"朱緋の斜陽" ルミアは、大陸の四賢人の一人で、大陸の三分の一を焼いた『朱夜の七日間』を起こしたとして、史上最も恐れられている魔女である。
初め純白であった花嫁衣装は、いまや灰と煤にまみれており、その姿をして『厄災の花嫁』とも呼ばれる。
自分を犠牲にしてもこの世界を守りたい、と彼は言った。
この世界に守る価値があるのか、と私は聞いた。
君がいる世界を守りたいんだ。
彼の一瞬の煌めきを、その刹那の尊さを。
貴方を永遠に遺したかった私の、最初で最後の我儘は、初めに少し輝いて、2度目に朱く燃え盛り、世界を焼いた。
何気ない日常が
当たり前の景色が
移ろい行く季節の中で
くりかえし繰り返し、なんども何度も
ずっとずっとずーっと続いていくんだと
そう、思っていたのに