朝日新聞 校閲センターさんのプロフィール画像

朝日新聞 校閲センターさんのイラストまとめ


朝日新聞社の編集局校閲センターの公式アカウントです。さまざまな角度から、ことばや文字などについて考え、発信します。画像右端はオリジナルマスコットの「ルー」ちゃん。「カンガルー」と、「校閲」の英語訳proofreading(プルーフリーディング)からのネーミング。センター員の癒やしの存在です。

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《用字用語の使い分け》
たえる
=耐える〔こらえる〕困苦欠乏に耐える、重圧に耐える、耐え難い屈辱、耐え忍ぶ
=堪える〔感情を抑える、値するなど〕遺憾に堪えない、見るに堪えない、憂慮に堪えない
=絶える〔切れる〕息が絶える、消息が絶える

「朝日新聞の用語の手引」から

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《気をつけたい表記・表現》
火ぶたを切って落とす→火ぶたを切る
▽「火ぶたを切る」は、火縄銃の火ぶたを開けて発火の準備をすることで、転じて戦闘開始を表します。「火ぶたを切って落とす」は「幕を切って落とす」との混同です。
  
(「朝日新聞の用語の手引」から)

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《用字用語の使い分け》
ゆうべ
=夕べ〔夕方、夕方から始まる催し〕音楽の夕べ、夕べの集い
=(昨夜)→ゆうべ〔昨日の夜〕ゆうべは眠れなかった
  
(「朝日新聞の用語の手引」から)

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《用字用語の使い分け》
あさぎ
=浅黄〔薄い黄色〕浅黄染め
=(浅葱)→あさぎ〔青みを帯びた薄い緑色〕あさぎ裏
※「浅葱」は「浅黄」とも書かれた。「浅黄」の表記で「青みを帯びた薄い緑色」を表す場合もある。
  
(「朝日新聞の用語の手引」から)

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《気をつけたい表記・表現》
〈敵ではない〉プロの棋士は素人初段の敵ではない→素人初段はプロの棋士の敵ではない
▽使い方が逆。
(「朝日新聞の用語の手引」から)

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《気をつけたい表記・表現》
足元をすくう、すくわれる→足をすくう、すくわれる
(「朝日新聞の用語の手引」から)

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