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映画「TENET」を観た。噂どおりの難解さ。時折急に視聴者に手を差し伸べるかのように妙にみんな説明臭くなる時があり、その時は一瞬分かったような気になるがまた置いていかれる、の繰り返し。逆行を利用した時空の挟み撃ちとこの回文タイトルは腑に落ちた。にしてもE.Debickiの美貌は人間離れ。
映画「Rebecca」を観た。一年前他界した夫人レベッカの後妻として屋敷入りする若き新夫人。誰もが絶賛するレベッカは劇中ただの一度も画面に登場しない。未だレベッカを崇拝し続ける使用人達。新夫人の名前も最後まで不明なのがレベッカの存在を大きくして、怖い。これほんとに80年前の作品なのか。
映画「Big Fish」を観た。人はぶっ飛びエピソードを「面白いからそのままにしとこう」という人間と「史実とはちがう」と解明するタイプの人間に分かれる。自分は前者でありたい。Tim Burton自身が「僕がなぜおとぎ話にこだわるのかみんな聞いてくれ」と一旦筆を置いて語りかけてくるような力作だった。
映画「The Hateful Eight」を観た。何でもない会話のどこかで何らかのスイッチが入り圧が高まっていくというやり方はタランティーノ映画のセオリー通りなのにやはりハラハラする。ストーリー云々より、丁寧に作り込まれた画面が印象的。雪景色の静がFargoならこっちは動。撮影の大変さが伝わる写真も。