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「あれよ星屑」最終巻を。カフェで読んだらボロ泣きして大変だった。塚本版「野火」もだが、これほど生々しく戦争の混沌と理不尽を描ける頼もしさに(戦争未体験の世代なのに)、強い嫉妬と尊敬の念を抱く。名作「ディアハンター」を思わせる魂の彷徨と行方に泣く。参助先生、ありがとうございます。
「白暮のクロニクル」を一気読み。スタイリッシュで精緻なスイスの超高級時計みたいなミステリ。不老不死の長命者(蔑称は吸血鬼)なる異人を通じ、排斥運動や日本的な管理システムなど、社会派なテーマを描きつつ、数百年ものの歴史や因縁&連続殺人鬼というロマンを織り交ぜた名作。ため息出た。
CDなんてすっかりご無沙汰でしたが、昨日も紹介したコルトレーンの甥っ子でもある鬼才フライング・ロータスにはいろいろびっくり。まさかの駕籠真太郎先生(ロータス、大ファンなんだそうな)のジャケ。(続く)