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『ONE PIECE FILM RED』の主役となるウタ。奇跡のように同時代に現れた、シンガーAdoとのシンクロが、勝利のすべて。無垢で天真爛漫。抜群のカリスマ性。でも飢えていて、寂しく闇深い。若きロックスターの魅力を全詰めした、史上最高の歌姫。MIKIKO先生の演出するライブシーンは何回でも見たい。
映画『犬王』。ライブシーンの圧力、躍動感が秀逸。上映中、そこだけフジロック。琵琶師の友有(友魚)と能楽師の犬王、若きカリスマアーティストのコンビが路上で織りなす魅惑的な表現は、いろんな意味で人間の音楽家では再現できない。絶対にスクリーンで見るべき。
レオス・カラックス最新作『アネット』。凄かった。元祖フランスの天才児。幻惑的な演出は老成知らず。ヘンリーの悪趣味な舞台とか、人形アネットの表情とか夢に出てきそう。世紀に残るダークファンタジー・ロック・オペラ。
wataboku個展『WHO』。強い筆致に引きこまれる。手描き線のエネルギーは、すごい。
『竜とそばかすの姫』。細田守ワールドにしばしば言及される、とある法則を打ち壊した構成に驚き。このキャリアにして、とんがってくる作家の凄み。最高だ。
写実画家のホープ、山本大貴の油彩画集刊行記念展を鑑賞。見ている間、息を忘れるほどの細密な描出。命がギリギリ平面に収まっているような、筆先の奇跡の集積。点数は少ないが、圧巻だった。画集『Reminiscence』は必見。