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『っ⁉️』
オルフェスは近づくEXMに気付く
しかし動けない
「消えなさい」
難なく懐に入り込んだオルガ
手にするクナイが金色のEXMの装甲、一番薄いところを確実に貫いた
「特殊な生命体といえど、EXMの作りは同じですよね」
トドメと言わんばかりに更に奥へ突き刺し捻る
勝負は喫した
『馬鹿な‼️【聖遺物】は先の愚か者ども達の騒ぎで失ったはず…まさか■■■■が⁉️』
予想外の出来事にオルフェスは取り乱す
【聖遺物】には解明されていない謎が多い、特に情報生命体となっている人物達には特に恐ろしいモノである
「オルガさん‼️今です‼️」
黒いEXMがクナイを構える
https://t.co/N5sOgb5lUP
「ルクレツァさんを苦しめる人に容赦なんてしない‼️」
怒りと共にその宿した力を行使する
ーーーコイツ,キライ
【彼女】の残思が告げる
スピナティアの持つ機能をフル稼働させオルフェスのEXMを押し止める
ワイヤーを通して電子の世界が拡がっていく
『こ、この感覚…まさか【聖遺物】の…あの小娘が⁉️』
オルフェスが取り乱す
古代マクシオン人が遺した【聖遺物】の片鱗、彼等が恐れるその力を地球人の少女が宿している事を誰が知りようか
「ーーー」
ラリー=ホワイト
【彼女】の力を受け継いだ少女
ラリーの駆るスピナティア、腰に装備するワイヤーガンの先端が勢いよく射出される
有志達の攻勢により駆動系が覚束ない金色のEXM、その身体にワイヤーガンの切っ先が突き刺さる
『おっと…何ですかこれは?このようなもので私を捕縛しようと……⁉️』
何かを感じ取ったオルフェス
だが既に手遅れだ
「し、司令…」
恐慌状態のルクレツァが掠れた声で、今にも泣き壊れそうな精神を繋ぎ止める
『私と彼女の時間を邪魔しないdーー』
「ラリー」
言い終わるよりも先に部下の名を口にするトビアス
「やれ」
ただ一言を発する
「ーーーーー」
奥の手を使うときがきた
『想像しましたか?』
絶叫に酔いしれる
『理解しましたか?』
愉悦に浸る
『私の愛を❗貴女のその絶叫が私に【生きている】という実感を滾らせてくれるのですから‼️』
ズガン
司令部に銃声が響く
『…無粋な方ですねぇ?』
オルフェス(の映るモニター)の額に風穴が空いていた
「………。」
バイロンのクローン研究機関にある女のサンプルを提供致しましてね?
余りにも完成度の高さに泥の如く濁った私の鮮血が昂りましてね?
出来立ての模倣品を芸術的な技で色鮮やかに染めたのですよ
血肉を裂き、歪め、抉り、縫合し、杭で仕留める…
全
て
は
ル
ク
ツ
ァ
?貴 女 へ の 愛 故 に
『だが惜しい…実に惜しい…【模倣品】で試しに試した技を本物で試せなくなったのは…本当に惜しい…』
「【模倣品】?何の話です⁉️」
『うん…?貴方達もご覧になったでしょう、バイロンの技術で産み出された複製…その芸術的な作品の数々を?』
「バイロンの…作品って…まさか…‼️」