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前年に描いた「Disunion」と同じくキャリコ柄(赤、白、黒のマダラ模様)の美しさと、その体が分解され画面上に溶け広がるイメージで存在の不確かさ、寄る辺なさ、不穏な関係性を描きました。
当時それまでの最大サイズの油彩画で大学院の集大成ということもありがむしゃらに仕上げた作品です。
個展終了まであと4日。
出展中の作品「鬼火夜行」は知人に譲ってもらった金屏風に描いた作品で、2017年の京都個展のための描き下ろしだったので闇夜の京の町を彷徨う妖怪化した金魚のイメージです。
屏風に描くのは初めてで描き慣れるまで苦労しました。
個展終了まであと6日。
出展中の作品「桜の庭の満開の真中」は坂口安吾の小説「桜の森の満開の下」からインスパイアされ描いたものです。小説全編から感じる怪しさと仄暗さ、桜が降り積もりホワイトアウトするようなラストシーンのイメージを混ぜ合わせて描きました。