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最終章:完【崩壊】
「これで、良かったんだよね……」
五章:完 【Debug】
『今日は冬が明けてから、初めて蝶が見えた日だったから────』
ᙏ:スキルg発動しま た
虚ろな瞳が、髪の隙間から誰かを見守っている。
─────でもそれが楽しいの。
────「神様、どうかお救い下さい」
構うものか。 自由な手でドレスを摘んで優雅にお辞儀する。 途端に煌びやかな、目に痛いほどの光が辺りを包んだ。