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「俺が、黒幕だ」
いつも乱れひとつなかった衣服はその人自身のの血で汚れていた。 あの澄んだハツラツとした声はもう聞くことが出来ないのか。 清潔感のあった彼女は、変わり果てた姿になってそこに倒れていた。
布団を飛び出し部屋をでる。 すると、雲井さんはすぐ目の前の廊下に座り込んでいた。 動かなくなっている友人のそばに座っていた。 「ひっ……」 私の喉から短い息が漏れる。 「どうして、部屋で休むのでは、なかったのですか」
そこにいた。
「捜査に協力的だった貴方が人を殺したなんて考えたくありません、けれど、もうそろそろ認めてください。 超高校級の生物部、姶良だんさん!」
「あれが演技だったなんて、考えられません………けれど、あなたしかありえないんです。 超高校級のカジノディーラー、榊志月さん!」
ばん!