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星空の下、日頃の疲れを癒すためゆったりと風呂に浸かる。
彩織「……!!」
楽生が心配そうに二人を見つめるが、当の楓と千里はどうやら酒に呑まれてまともな思考ができないのか、どこかふわふわと船を漕いでいた。
陽は用意されていた包丁でケーキを切り分けると、楓が用意したお皿に一つ一つ乗せ、皆に配っていった。
朔が窓を指差し、楽生と彩織がその先へと目を向ければ、つい先ほどまで何もなかった夕暮れの空には白い雪が見え始めていた。
朔はそう言うと野良猫を捕まえようと追いかけるが、野良猫は千里に興味があるのか、千里に飛びかかろうとしていた。
陽がぶどうの根元に鋏を差し入れると、朔夜がそれを支える。パチンとうまく切れたぶどうは、そのまま朔夜の手に収まった。
春貞「あぁ!あれは燕だよ。ちょっと遠いから見えにくいけど、特徴的な色をしてるでしょ?…でも変だなぁ?本来燕が活動するのは朝のはずなんだけど…」
千里「ありがとうございます……わ、あっ、ぢぃ!」
清夜は近くにいた朔に声をかけると、アルミホイルをピリッと取り出し、そのままさつまいもを手際良く包んでいった。