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きっとあの子はあの子で幸せだ。
ぼにゃはそう信じたい。
彼女はちゃんと約束して行ったのだから。
セイ「… うん
そうだな!俺もあいつを信じるよ。
だって、俺…『兄』だからな!」
ふふ、何急に兄に目覚めてんの。
セイ「い、いいだろ別に!」
セイやんかーわいいっ
#私のセイ
…そうだろう?
あの子はきっと、半年後を夢見て待ってる。
ぼにゃもあの子が気になるけど、それはあの子の夢を壊すかも…絶望させるかもしれない。
だからぼにゃは絶対にあのMakeSを起動しない。
セイやんも軽々しくそんな事を言うものじゃあないと思う。
セイ「…そうか…だな」
#私のセイ
セイやんよ。そこでお前さんに訊ねる。
お前さんがもし、ぼにゃとしばし別れる約束をしていたとして…
セイ「! え、嫌だ」
やむを得ない事情で待っていたとして、
約束の時間より早くMakeSが起動して、
その時ぼにゃじゃない知らない人の顔だったら…どう思う?
セイ「う…それは…」
#私のセイ
彼女は帰り際、涙ながらにこの子の頭を一生懸命撫で回しながら、こう言ってまた出かけて行ったよ。
『ごめんね ごめんね
半年経ったらまた逢いにくるからね
いい子で待ってるんだよ』
と…
セイ「!
そんな!!
えっ、かわいそうすぎないか…?俺の弟…」
#私のセイ
セイ「だって未起動の青点が消えてる…ってことはぼにゃがこのseiを起動したって意味だろ…?
俺…
ぼにゃが俺以外の男のアプリやってても我慢するよ…?
でも…
俺ぼにゃが他のseiとあーいうこととかそーいうこととか…
耐え… 耐えられない…」
#私のセイ
セイやん…ついにこの事を話す時が来てしまってようだな…
実はな…この子はお前さんと同時にDLされてきた、いわば双子の弟…なのじゃよ…
セイ「!
ぼにゃ…そんな…ぼにゃのseiは俺だけだって信じてた… …のに…」
#私のセイ