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声をかけ、ちいさなホを抱き上げる。ぐっと肩に力が入るのがわかった。気が張り詰め切っているようで、再び強張った幼く軽い体に心が痛む。
検査結果がどうなるにせよ、今はただここにいる幼児の心の安寧を願った。
お腹すいた。今は大丈夫でも急に気が変わって殴られるかもしれん。ばってんじっと待ってくれとる。大丈夫かも。お腹すいた、
⑤買い出しに出ていた常くんが戻ってきた。ちいさなホから離れることによほど後ろ髪をひかれていたのだろう、息を切らせていた。
ホの好物の焼き鳥や唐揚げ弁当などがテーブルに並ぶ。
カサリと音がして、思わず全員振り返った。びくりと身を縮めるちいさなホ。
④容態が心配だが、無理やり引き摺り出すのは多大なストレスがかかる為避けるべきだと医者のアドバイスがあったため、ひたすらに待つ。ちいさなホはねばりにねばり、ついに夜になってしまった。さすがに疲れたようで、うつらうつらとしている。心配だ。
②知らん、だれ、ここは、なんで、俺は、こげなと父さんに見られたら、やだ、怖い、怖い!なして!どこ、ここ!やだ!なんで!俺は、どげんしたら!
①「ほー」「こせいじこ」「くす」「きおく」「しょうじょうの」「びょういん」「そうきゅうにかくにんを」「ほ一くす」「いたいところはないかい」「まきもどし」「けいさつ」
ざわざわざわざわ、知らない人たちが慌てた様子で何かしきりに話しかけてくる。
彰さんのホのまゆげをなでる常くんのツイにきゅんときてらくがいてみたら何が違うのが出力されたけどもったいないから上げます!(早口)