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破壊した巨人型無人機の頭部から新たな機体が現れた。
それはただ人を模しただけの巨人型と違い、敵を屠ることに特化した形をしていた。
有人機には成し得ない、入出力のラグがほぼ無い反応速度と圧倒的なフィジカルにより部隊は蹂躙され、瞬く間に壊滅した。
ただ一機を除いて。
遅れてポイント•ゼロに到達した各企業は、巨人型無人機を排除するために一時的に共同戦線を張った。作戦はシンプルで、囮として各企業が応戦し、1体が無人機の動力であるナノマシンの中和剤を直接打ち込むというもの。だが、ここまで生き残ってきたパイロット達にはそれは可能であった。