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ラスト
小さな椅子に座ってユーリは紅茶を飲んでいる。前から聞きたかったことを聞いてみた。「ユーリともあろう人が、どうして端っこでお茶を飲んでるんスか?リビングは広いのに」ユーリは戯けて見せた。「たまには庶民的なのも悪くない」そして穏やかに言った。「それに、ここが一番お前に近い」
with you シリーズ
「同じ場所にいるだけ」アッシュの家計簿の上を走るペンの音。ユーリは綺麗に彩られた紫の爪を見つめた。鳥は巣に帰ったらしく外は静かだった。ユーリは口を開いた。「アッ…「ユーリ」驚いてアッシュの顔を見る。かぶった。顔を見合わせてちょっと笑った。「紅茶でも飲まないか」
with youシリーズ
「映画を一緒に見る」片隅の小さな椅子に座ってユーリは古いフランス映画をみていた。さりげなくその横に座る。俺には難しくてよくわからない。ユーリが前を見たまま言った。無理に見なくてもいい。俺は苦笑した。もう少し見てようかな、と呟き、そっとユーリの横顔を眺めた。