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「…違うんだよ。言ってなかったの、隠してたつもりじゃなくて…だけど…」
「ユー」
「うん」
「分かってるから。大丈夫」
「…うん…」
#GLT版深夜の真剣お絵描き60分一本勝負
「変な施設だったね」
「うう…二度とごめんだ…」
「平気だよ、作り物ばっかで本物の気配はなかったから」
「は?」
「ほら、戦場跡とかにうじゃうじゃしてる…あれ、気付いてなかった?」
「…聞きたくなかった…」
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「私達とおじいさんは血は繋がってないけど、育ててくれたから親なわけじゃん?」
「そうだな」
「つまりヌコを育てた私達はヌコの親ということに」
「そしたらおじいさんの孫がヌコだぞ」
「それも楽しい」
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「…銃の腕はいいよね、ユー。力も強いし、すばしっこいし」
「ふっふー。私は強いよ!任せな!」
「これで頭のほうももう少し強かったらなあ…」
「そっちの強さは任せた!」
「はー。まあいいけどさ…。任された」
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「ねえちーちゃん、少し風が暖かくなってきたかも」
「そうかな……そうだな。暖期が近づいてるのかな」
「今度の冬も越えられましたな」
「そうだな。これでまたしばらくは」
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黙って頼んでごめんなさい。
あなた達の目と指が最後の神を殺します。
私の永遠に終わりをもたらします。
悲しまないでください。
世界は既に終わっているのですから。
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