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「ほう……出世したもんだな、楓。当日の宴ではまともな台詞を喋れなかった輩もいたというのに……お前は長文2ツイートか。俺を差し置くとは、いい身分だな。しかも、あのお嬢さんに情を寄せてんのか? お前を拾ってやった恩義、忘れてねえよな?」
「……あんた、優しいな。女に慰められるとかカッコ悪いけど、あんたなら悪い気しねえわ。……で、これ。あんたにとっても祝い事だっていうから、その……花。ちょっと遠出して、摘んできたんだよ。女はこういうの好きだろ。……受け取ってくれよ」
「このあと誰と夜を過ごすかはあなたの自由ですがー……。ボクも、立候補していいですか? あなたの一夜のお相手に、選んで頂けたら光栄ですよ。……My Princess.」
「到底受け入れられませんねー。はい、ということで宴は強制終了となりますー。なんですかねー、ボクいつもこういう役割な気がするんですけど。尺が圧倒的に足りませんので、ご了承くださいー」
「ちょっと待って。俺がいちばん誰より撫子を愛してるし、誰より彼女の隣にいたいし、彼女と抜け出したいっていうか、この世界でふたりきりになってもいいって思ってるよ。……そう、俺は彼女とふたりきりがいい」
「大丈夫かよキャラ崩壊レベルだぞ。ま、面白ぇからいいか。あー、だからお嬢、行くなって。あいつは放っとけ。ビショップは飲むなって言ってたけどよ、ちっとは酔ってみてもいいんじゃねーの? そんで、オレと抜け出して…楽しーコト、すっか?」
「いきなりの短いツイートやめてください笑顔で睨むのもやめてください。ここでは立場とか関係ないはずでしょ。あなたはナイトくんの相手でもしてあげてくださいよ」
「撫子さんを守るのも大事かもしれませんが、あのへんとか、酔っぱらって手がつけられない人たちを抑え込むのを手伝ってもらえませんかね。あと撫子さんはジュース飲んでてください。あなたが酔うと厄介ですし……ぼくの理性も、保てませんから」