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180cm超えのナイトハルトが言う。 ミリアは彼よりも背が高く、185cmもあるのだ。 「ちょっと!気にしてるのに!!」 「悪りぃな、しっかしお前…レンに似てんなぁ。アイツが助けたのもその辺があったかも、なんてな」 意地の悪い笑みを浮かべるナイト。 それを見てミリアがふくれっ面をしたのだった
「…ごめんなさい。」 「分かればいい。いいか、無茶だけはするんじゃねぇぞ?」 「え…?」 「って言ってもどうせ無茶するつもりだろ?ならメンテはガッチリやっとかねぇとな」 「…ありがとう、おじさん」 「だからおじさんじゃねぇっつってんだろ!そんなデケェ図体してるくせに気は小せぇんだな」
「で、でも敵は倒したわよ?」 「馬鹿野郎!まだ分かんねぇのか!!」 「ひぃっ!?」 ナイトが怒りの形相でミリアを怒鳴る。 「あの時ラティが!ジルが!そして…ボイルが居なかったらお前は死んでたんだぞ!!」 「あっ…!」 「…ラティとジルの2人には礼を言っとけ。ボイルは…後でいいだろ」
「なるほどな…マクシオンの技術か分からねぇが、確かに良い機体だ。エネルギー伝導率とかも、凄いとは思うが…」 「そ、そうでしょ!このマギアノヴァは強いんだから!」 興奮するミリアを睨みつけるナイト。 「…で、それに胡坐かいてエネルギー切れ寸前までブン回してたって訳か?」
「えっと…ナイトおじさん?」 「ミリアっつったか?誰がおじさんだ!?」 「ひっ!ご、ごめんなさい!」 「と言うかお前幾つだよ?俺らと変わらないんじゃねぇのか?」 「28になったばっかりだけど…」 「2歳しか違わねぇんじゃねぇか!…で、あの機体がお前のか?」 「は、はい!」
ナイトハルトがエンペラーのコクピットを見る。 「…こりゃあひでぇな。良く生きててくれたもんだぜ」 電装系はショートしており、電磁ランチャーの威力を物語っていた。 「コクピット総とっかえ…いや、新しく作った方が早いな…」 そう言って整備をしている彼の元に、ミリアが現れる。
「でも、これじゃぁもう…」 「君が諦めてどうする!ただ一人の家族なんだろう!?」 「…ごめん、ジル。全速で帰還するわよ!」 「ああ、セイファートでも手術は出来る。そこのレディ、君も一緒に来てもらうよ?」 セラフィム攻略もひと段落付いた頃。 そして紫の騎士団の壊滅の危機でもあった。
ランチャー部隊を撃破するミリア。 そこにリベレイターを駆るジルと、ラティが駆けつける。 撃墜されたエンペラーを見て、ラティがミリアに銃口を突き付けた。 「…あんたがやったの?」 「ち、違う…私じゃ…」 「ラティ君、レディを脅すのはNGだ。…ボイル君の回収と、モーリス達に連絡を。早く!」
51.マクレガー・ルイス 紅の猟兵団 アーシュラ・ルイスの息子で大人しい少年。7歳。 ライネス・シティ脱出の際に戦艦セイファートにて保護。 紫の騎士団の、レイカに良く遊んでもらっているが、周りはレイカが面倒を見て貰ってると認識している。
やっぱり推しをロック画面にするよねみんな… https://t.co/dyTpufEdpZ