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4つの駒が全てを無くして振り出しに戻っただけなんですから。
なのにどうしてこんなにもどうしてこの絶望が
頭がぐるぐると掻き回される。 僕らはこんなことをしたくないはずなのに。
どうして体が言うことを聞いてくれない。 僕らはここまで必死に生きたのに。
【6章死亡】M(モノ枠)
【6章死亡】エカチェリーナ・アドリアーノヴナ・ファンド―リナ
【5章クロ】リリィ・ラピナ
何度も転けながら走る、走る、走る。
振り返るとそこには下から順にアタランテさん、優紀くん、愛知くんがドアの隙間から保健室をのぞきこんでいた。
「リリィさん…?」