Y武＠みなこん12執筆中（1/5、2/8）さんのイラストまとめ

2021年にもなって、今更「春麗と書いて何と読むか問題」が再燃することになろうとは。

カルタキア近辺に出現する「21世紀の地球（極東）由来の魔境」の中で、海上に出現することが多いのが「久遠ヶ原学園」と呼ばれる投影島である。この魔境は元来は異界の教育施設なのだが、教師や学生は投影されず、この島を媒介する形で「天使」や「悪魔」と呼ばれる危険な投影体が出現することが多い。

カルタキア近辺に出現する「21世紀の地球（極東）由来の魔境」の中で、最も異質な存在と言われるのが「秦帝国」から投影された魔境である。この魔境の住人達は他の同時代の魔境とは明らかに異なる特殊な技術による兵器を用いた軍事国家を形成しており、その将軍達はいずれも一騎当千の強者揃いである。

カルタキア近辺に出現する「地球（極東）由来の魔境」の中で、最も投影頻度が高いのは「21世紀の魔境」である。と言っても、この時代の地球は最も多様に分岐しているようで、魔境ごとに「それぞれに異なる地球」から投影されているらしいが、その区分についてはカルタキアの人々もよく分かっていない。

カルタキア近辺に出現する「地球（極東）由来の魔境」の中で、最も古い時代から投影されていると言われているのが「12世紀の魔境」である。この魔境の住人達の大半はアトラタン人との意思疎通は可能だが、彼等の思考様式はあまりにも多様であり、ある意味で最も「混沌」と呼ぶに相応しい存在でもある。

カルタキア近辺に出現する「地球（極東）由来の魔境」の中で、「16世紀の魔境」からも多くの「人型の投影体」が出現することで知られている。しかし、彼等の大半は（19世紀の魔境の住人達とは異なり）形状としては人型であっても知性は持たず、極一部の「魔将」と呼ばれる者達に使役される兵士である。

カルタキア近辺に出現する「地球（極東）由来の魔境」の中で、比較的多くの「人型投影体」を伴って出現しているのが「19世紀の魔境」である。しかし、人型の投影体と言っても、彼等の大半はアトラタン人に対して敵対的であることが多く、彼等とは別に妖怪と呼ばれる危険な魔物達もまた投影されている。

カルタキア近辺に出現する「地球（極東）由来の魔境」の中で、最も未来の時代から投影されていると言われているのが「22世紀の魔境」である。これらの魔境の内部には様々な爆発物や毒霧などの危険な罠が仕掛けられており、そこから現れる「ベクター」と呼ばれる金属製の怪物達が人々を襲うことも多い。

カルタキア近辺において最も出現する頻度が高いのは「地球」から投影された魔境であり、その中でも極東地方の島国から投影される魔境が大半を占めている。しかし、一口に「地球」と言っても、時代ごとにその性質は様々であり、そもそも「地球」と呼ばれる世界が本当に一つなのかどうかも定かではない。

カルタキア近辺に出現する魔境の中には、元の世界の実態が不明な魔境も存在し、その場合は住民達がその魔境の特性等に基づいた便宜的な呼称をその世界に名付けることになる。たとえば、かつて出現した「人間と融合可能な巨大魔獣」を伴う魔境の投影元の世界は「魔獣（ヴァルガー）界」と呼ばれている。