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「わかりづらい、っていうのは……ここの情報はここにもあるのに、こっちにも書いてあるから………逆に混乱してしまう……」
「でも。一生懸命、情報をかき集めたんだなあっていうのは…伝わります!…君は…努力ができる人だ」
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フローレンスもぐうっと泣き声を押さえ込んでいた。
私は、私がヒーローになれればそれでよかった。でも、今こうして自分が死にかけただけでこんなにも涙を流してくれる人がいることを知り、私は、自分が道をあやまったのではないかと後悔した。
「………!」
ハデスの中での怒りが、悲しみが、虚しさが、その一言で一気に薄らいでいく。
許したくないのに、もう許してしまいそうな自分がいた。
走ってフローレンスの身体を抱きしめる。
「馬鹿…馬鹿馬鹿馬鹿…!!なにしてんのよ…なにしてんのよお」
「コーク…貴方ってほんと無理やりよねえ…直した方がいいわ。そういうとこ」
「ふふ、でもいいじゃないですか。お役に立てるのなら。」
「わ~ピンク色!あんまりこ~ゆ~服着ないから、わくわくしちゃうな!」
「…………(煙草のフィルムが剥がせない)」
「…こんな感じかなあ、これでいい?コークさん」
「おい、テオなんじゃあこれ着方がさっぱりわからん」
「わあ…なんかお姫様になったみたいでドキドキしますね。」
「……急に呼び出されて何かと思ったよ…どう?コークさん僕かっこいい?」