藤井大地さんのプロフィール画像

藤井大地さんのイラストまとめ


平塚市博物館の天文担当学芸員。プラネタリウムで生解説をしています。流星や宇宙開発が好きで、平塚の自宅と富士の実家を拠点に火球や月面衝突閃光、スプライト、エルブス、人工衛星、富士山の定点観測を続けています。また、日本のロケット史と平塚のかかわりを紹介した特別展「知られざる平塚のロケット開発」「火球と隕石」を担当しました。

フォロー数:700 フォロワー数:66978

昨晩は大規模なスプライトが相次いで出現しました!2022年7月27日21時から23時にかけて出現したスプライトを、平塚の自宅から北東に向けたカメラで捉えた様子です。キャロット状やカラム状など、様々な形のスプライトが現れ、空が大にぎわいでした。

577 2317

ボイジャーは当初、土星から冥王星へのスイングバイが計画されていましたが、土星の衛星タイタンのフライバイ探査のために断念し、黄道面を大きく離れる軌道をとりました。冥王星に行けなかった代わりに、太陽系を遠くから見下ろす位置から、太陽系の家族写真を撮影できたんです。

113 401

2021年12月5日4時57分37秒の長経路流星の、対地軌道と日心軌道です。黄線が流星の通り道で、地上に投影したのが白線です。対地速度48.4km/s、突入角3.2度で落下しました。また、太平洋上空108kmから光始め、中部地方を北上し、若狭湾上空96kmで光り終わりました。軌道面が大きく傾いた流星でした。

39 229

2021年8月3日22時21分47秒に流れた火球を、平塚の自宅から南東の空に向けた広角カメラで見た様子です。末端で爆発しました。

140 639

2020年12月4日0時48分に流れた火球を、平塚から北の空に向けた広角カメラで見た様子です。

28 178

2020年9月10日23時36分に、平塚の自宅から望遠鏡で撮影した土星です。楕円が土星で、左上の離れたところにあるのがイアペタス、土星のすぐ下にあるのがディオネ、その右がテチス、さらに右下にあるのがレア、土星のやや下に明るく輝くのがタイタンです。

24 145

今夕、1月7日に打ち上げられたスターリンク衛星が見えるかもしれません。平塚では第1陣が18時4分頃から南西から南東の空に向かって移動します。第2陣は15分から見え天頂を通過します。第2陣の中には一機だけ(71130)反射率が下げられた衛星があります。写真に撮れば減光効果がわかるかもしれません。

53 165

2019年3月7日23時49分43秒のエルブスを、富士から見た様子です。スプライトと同時に出現しました。

22 58

2018年11月15日1時4分に流れた火球の、比較明画像と軌道です。絶対等級は-8.1等で、山梨県上空の高度約60kmで燃え尽きました。https://t.co/8jSL1ubGK9

7 38

また流星は赤外線の輝線も含むので、IRカットフィルターを取り除いたカメラをお持ちの方は、IRのみを透過させると昼間でも撮影しやすいかもしれません。これは、酸素の輝線の777nm付近を透過するフィルターで撮影した、昼間の流星です。

35 58