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その刹那、身体の感覚は無くなった
僕はステージの上から飛び出した。 妹目掛けて一直線に。
血にまみれ、椅子に突っ伏しているちちるの姿があった。
けほ、と血を吐いた。
そこには夏渚の腕の中ですぴすぴと寝息をたてるフルーリがいた。
そして2人の足元にはぴくりとも動かなくなってしまったニーナが横たわっている。
「この絵本…とっても大事にしててくれたみたい、だから……もう遅いかもしれないけど、僕も暁音くんに、何か返したいなって思ったんだ。」
めでたし、めでたし。
「主役はすくわれるのであろう?悪役になど、救いはないのだからな。」 楽しげに目を細める。
「…!うん、また明日!」