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『蝉かえる』読了。 全国各地を旅する昆虫好きの青年が遭遇した事件を描くシリーズ第2弾。 主人公の人物像や内面も明瞭になっており、飄々としたユーモアを交えながらどの短編も明らかになる真相は切ないけれども、優しい祈りと希望に満ちていた。「コマチグモ」と「彼方の甲虫」が特に印象的だった。