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「ハウンター」
ある16歳の少女は、自分が何度も同じ日を繰り返している事に気づく。家からも出れない。家族に話しても信じてもらえない。次第に、繰り返しの中にほんの少しの変化がある事を発見する。少女はループからの脱出を目指す。
特異シチュエーション系のホラー。切なさもあり面白かった。
「ゲヘナ」
グアム島が舞台の日本人監督によるアメリカ映画。
DVDの表紙があまりにもB級感丸出し、映像も低予算感があり粗い。
が、しかし、ストーリーは驚異のどんでん返しのSFでグアム島の伝説という貴重な世界観も相まって素晴らしい出来。
まさに。これでしか見れない、唯一無二の映画である。
「エンゼル・ハート」
ハードボイルドな古典的探偵物の形式で進行する純粋悪魔系ホラー映画。
真っ黒な影の世界と大量の血痕による赤の色調が美しく格式の高さを感じさせる。くたびれたありきたりの日常とシームレスにつながった地獄。
世界は闇が本質でそこには絶望を抱かざるを得ない
「ハーモニー」
人類がその姿を消した後の地球は美しい。だから絶滅した方が良いのだけれど、その自らのテクノロジーでもって絶滅を回避し続けてしまう
だから肉体と感情を捨て存在を電子空間上に保存する
個別的な意識の消失は想像上では恐ろしいけれど、現実化された時はきっと素晴らしいはずだ
「ア・ゴースト・ストーリー」
本来架空の存在であるはずのゴーストを、リアルに現実的に描いたウルトラC級の映画。本気でゴーストの視点が徹底されています。
見終わった後は、虚しくもなぜか心が洗われたような気持ちになりました。
「イット・カムズ・アット・ナイト」
鑑賞者にほとんど情報が与えられず、おぼろげに見えてくるのは何らかの流行り病で世界が崩壊してる、その中で、とある孤立無縁一家の精神的崩壊を描いた作品でした。
闇を照らすランタンのほのかな光、想像力を掻き立てる演出は楽しめました。
「斬」
江戸時代末期の農村を舞台に浪人侍の殺し合いを描いた作品。
主人公は現代的な線の細い、人が切れないと悩む若者です。
刀の質感と比べ人間の肉体の柔らかいこと、柔らかいこと。ズバズバと斬られていき血しぶきと内臓が。艶かしいほど残酷で人間の原初的な暗部を捉えた傑作だと思います。
「スパイ・ゲーム」
引退まで後1日と迫った伝説のCIA工作官ミュアーの元にかつての愛弟子ビショップ危機の報せが入り、最後の大仕事をする・・
冷徹な仕事の中に人情味を感じさせる俳優の息づかい。そしてカッコいい。今の時代から考えると大胆不敵な大人の余裕を感じる良き映画です。
「ジャンゴ 繋がれざる者」
完璧に洗練された悪ノリが披露されてそれを愉快に観ていたら、突如として心の琴線に触れて泣かせてくる名演技とエリーゼのために。素晴らしい混乱の体験でした。
「127時間」
登山中に滑落し岩と壁の間に右手がかっちり挟まれ、身動きが取れなくなった主人公のサバイバル。
主人公の内面の悟りにより、生きる為の究極の選択を実行していく過程がものすごく生き生きと描かれており、圧倒されました。私の中で最高の映画の一つです。