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「……窮屈。リト、こういう服、苦手なんだけど。」
「モカ、どうか、無事で、生きて。」
「ん、お待たせ。」 「それじゃ、始めようか。大事な大事なお話。これは、お前たちのこれからを決めること。」
「そう、リトが、超高校級のバレエダンサーであるホドキリトが、この縁談会の黒幕なの。これで満足、かな。」
「でもでもでも、根拠の無い疑いは嫌い。なんで疑うの、ねぇ。」 【反論】 「鏡迷宮に動く壁があるなんて気が付かなかったし、自分が動く壁を利用してレーグルと宮代を殺し、雨森を嵌めた証拠などないだろう」
「えっとね、」 【証言②】 「確か、それぞれが亜久津の手帳を探しに出かけたが、マーケットを探しに行った人はいないはずだ。自分は広場を探していたので、誰かがマーケットに入っていたら見ているはず。火事が起きるまでマーケットに入って行ったものは誰もいなかった」
「ゆるゆる、らくらく。」