//=time() ?>
読了:ハーモニー3,4(角川コミックス・エース)
百合、SF。という自分好み要素のマリアージュ作品。このコミカライズ、高品質な画のまま終着まで描き切ってくれて本当にうれしかった…。苦悩の張り付いたトァンの表情、感傷的な回想シーン、ミステリアスなミァハの造形、どれもとても素晴らしかった。
読了:ソードアート・オンライン22(電撃文庫)
ライトSF。シリアス、エンタメありの短編集。どう生きるかの自己実現の形も、仮想現実が発展すれば多様化するんだろうなと。ユウキの過去編、黒猫団まわりのお話はもちろん、一行が平和にMMOしてるのが自分は結構好きです。それにしても表紙がかわいい。
読了:かぐや様は告らせたい16(ヤングジャンプコミックス)
学園ラブコメ。ティーンのこじらせのぽよみがえぐい。それをよそにあの手この手で笑わせにくるのもほんとずるい。言葉と感情の一つ一つを宝石のように扱ってみせる、そのナイーブさと必死さが自分がこの作品を好きでいる理由なのかなと。
読了:勇者の君ともう一度ここから。(LINE文庫エッジ)
ファンタジー。再起の物語。たとえ一度は蹲ってしまったとしても、再び前へと踏み出そうとする二人の姿がまっすぐで好ましい。物語の緩急が熱いのがよかった…という、ほどよい読後感をラーメンの香りが優しく拭い去っていく。とんこつ食べたい。
読了:SAO マテリアルエディション:リミックス(電撃屋)
web版SAO準拠の小説、設定資料集。川原先生自らが手掛けたイラスト、漫画が読めるのもポイントで、文章だけでなく先生イラストもすげーなと。何かを表現するために培われた技術、というのは素敵だと思う。セラミックハートが詩的で好きです。
読了:由比ガ浜機械修理相談所(DENGEKI)
SF、恋愛。時に残虐ですらある社会の中で、人と、人の形をしたものが互いをどう受け止めるか。一度は壊れた自らの認識、相手との関係性を、ふれあいながらも立て直していく2人の姿にしんみり。氷雨だけでなく、結にも弱さや狡さがあるというのが良かったなと。
読了:逢う日、花咲く。(メディアワークス文庫)
SF、恋愛。心臓移植による記憶転移。そもそも因果関係の不明な現象を使えば、こういうお話も作れるんだなと。真相とその決着が意外。けれど心臓移植がそうであるように、人の営みあってこそ繋がる縁を思うと、二人の決断は正しかったのだと思える。
読了:虚弱王女と口下手な薬師(コバルト文庫)
ラブロマンスファンタジー。成就、の二文字が似合うお話。他者への諦めが寛容と表裏であるように、自意識の欠如が献身に向かうこともありそう。ルイスが与えたものは人としての命と成長なのだろうなと。二人の思う命の費やし方で幸せになって欲しい。