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中洲にできたなめらかな稜線
《東海道五拾三次 見附 天竜川図》歌川広重
天竜川の中洲の様子。豪雨などで水かさが上がると中洲はなくなり、大天竜と小天竜が一つの大きな川となる。高瀬舟は舳先が高い。川底の浅さと船底の低さがよく判る。奥の大天竜の先が霞んでいるのは、天候が悪いのからだろうか
焚き火越しに静かに眺める女たち・・・
《東海道五拾三次 宮 熱田神事》歌川広重
熱田神宮に伝わる勇壮な神事「馬の塔」。
赤と青の半纏を着た一群が馬を追い、その年の豊作を占った。
馬のいななきが聞こえるような、躍動感溢れる作品。
(出典:巨大映像で迫る五大絵師展公式ガイドブック)
犬も出迎える行列・・・
《東海道五拾三次 藤川 棒鼻ノ圖》歌川広重
棒鼻とは宿場の出入口のこと。描かれたのは、幕府から朝廷に馬を献上する行列だと考えられる。役人に加え、犬までも頭を下げて出迎えているようだ。
(出典:巨大映像で迫る五大絵師展公式ガイドブック)
夏の行楽地と言えば・・・「箱根」
《東海道五拾三次 箱根 湖水圖》歌川広重
箱根のゴツゴツした岩肌を黄、藍、茶、緑と強烈な色彩を用い、モザイクのような質感で描かれている。隙間なく整列し、黙々と歩む一行の姿が峠越えの厳しさを物語る。
(出典:巨大映像で迫る五大絵師展公式ガイドブック)
風が吹けば、笠が飛ぶ・・・
《冨嶽三十六景 駿州江尻》葛飾北斎
笠を手で押さえ強風をしのぐ旅人に、舞い上がる懐紙。目に見えない風という自然を、北斎はありありと描いた。その場にいるような臨場感が見事。
(出典:巨大映像で迫る五大絵師展公式ガイドブック)
終着点は出発点でもあった・・・
《東海道五拾三次 京師 三条大橋》歌川広重
鴨川に架かる三条大橋は、約495kmという長い東海道の旅の終着点。
橋の上には様々な人が行き交い、奥には古都の町並みや清水寺が見える。
(出典:巨大映像で迫る五大絵師展公式ガイドブック)