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カフェノルンさんの“Noëlを待つAdvent”
Noëlの贈り物の、結ばれたリボンの箱のなかのような店内の入り口で迎えてくれたAdvent calendarは、その持ち主となったひとの世界で一冊だけの本となるかたち。本を読むみたいに絵を眺めるとき、ただされた背筋によって、透明な翼がひろがることがある。
yukaneさんの繭の森から木々のなかで軽やかにくちずさむ、無垢な少女でありながら花の精霊のようなかたが描かれたお手紙も。葉っぱに記されたやさしさとともに、森からの贈り物として。
志田良枝さんの個展、「幽かな記憶」へ。幽かとは儚さのことなのだとしたら、それは輪郭のない郷愁と似ている。自分のものではないのに、懐かしい記憶のような。
点滴堂さんのタイムトラベル郵便、はじめてひいたおみくじはいっかくじゅう座だったし、このあいだはひいたM20の別名はパンジー星雲だと聞き、いつもわたしの祈りが星座や星雲にあらわれてくれるのを感じる。一角獣がみとめてくれるひとに、菫の花みたいなひとになりたいと、ずっと想っているから。