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「月は太陽があるからこそ輝けるから。できる事は少ないけど、…私は、どんなに辛いことがあっても…大切な人達の傍で…優しく寄り添えるような、そんな人間になりたい。これが私の…【希望】です」
「皆さんがまた生き返ったら・・・、お話がしたい。沢山沢山・・・思い出を作りたい。・・・大きなリスクがあっても、可能性が少しでもあるのなら・・・だから・・・だから、私も・・・【残留】という選択を取ります。私の希望は・・・皆さん無くしては、ありえませんから」
「もっと冷静に思い返すべきでした・・・」
18【月城の証言】事件当日の18時の段階では、時計に異常は見られなかったはずだ。
レストランで時間を確かめてから市街地の花屋に入ったが2時間も時間が違うなんてことは無かった。
「確か、あの時は・・・」
3【月城の証言】雑賀と軍事施設エリアの野原で歩いていると突然破裂音が鳴り、急いで駆け付けると施設の中で付和同が絶命していた。駆けつけた時、特に現場に荒れた様子はなかったと思う。
「・・・待ってください」
4【月城の証言】自殺と決めつけるのは早計なのではないだろうか。金代はチョーカーを大切にしていた。そのチョーカーが引きちぎれているのは、彼女の身に何かあったからではないのか?