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ウェンティゴ、睡眠系列の割に、「眠っている間に潜り込む」とか、なんなら「潜り込んでいる間宿主は眠る」という要素すら無いのよな。
夢遊病と言うにも無理があるし…。
『女木常が自らの罪悪を問わず、「私を切り捨てるのは、アイツらの何かしらが悪いからだ」と確信できるのは、自己への他者からの承認像=自我の礎が強固だから』と考えると、
女木常が球体使いとして才を持つのも、ひと繋がりの話なのかもしれない。
女木常のアレ、一見すると井戸の連中定義の胎界主なんだけど、実際には育ちが良くて「自我の礎=自分が存在していい・愛される存在だという事をアプリオリに前提できるから、多少他人を切り捨てても問題ない」という、自分をハードコアと思い込んだ一般人仕草なんですね。