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@xP__Px ──────
森の古城。
1人座っているターゲット。
「無駄ですよ」
「貴方は私に勝てない」
「私を殺せない」
「ここは私の鳥かごですから」
薄い笑いを浮かべて、女は呟いた
@y_maple_east 「勿論君がサクラ様を殺そうとするなら一番早いんで、そうしていただけるならそれはそれで構わないんだけど」
間。
数拍。息を吸って。
→
@xP__Px 「見えるぞ……お前の姿じゃあ、ない」
騎士が剣に宿した聖印が瞬く。
迫る暗殺者の刃。
見えぬはず。
実際に見えてはいない。
けれど……
「俺に迫る死神の気配が、俺には視えている」
→
@xP__Px 「スケゴーの刺客か……」
盗賊団の頭領を名乗る男。
それは騎士然とした風貌であった。
傷つき、泥に汚れてはいたが、その振る舞いには何処か気品が感じられる。
「仲間に手を出させるつもりはない。悪いが、返り討ちにさせてもらうぞ」