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#人外版深夜の真剣お絵描き60分一本勝負
死んだクジラの魂が廃棄された船に憑依して生まれた神霊
帽子の煙突から出る煙を綿のようなモフモフの物質に変える能力がある
逆もできる
海を渡る船や海の生物を見守っている
#人外版深夜の真剣お絵描き60分一本勝負
「節分のイベントに出てほしい?私にはどうもそういうものは似合わないようだ。やめておくよ」
鬼の青峯はそう言うが、同じ鬼でずっと一緒に暮らしてきた朱音は、去年、青峯が節分のイベントで「貧乳」と言われて地味に凹んでいた事を覚えていたのである。
「紅茶を飲むかい?温まるよ。少しだけ話をしようか。……どうやらこんな体になっても寒さは感じるようだ。他人事のようだが、安心したよ。こんななりでも、人間だったんだと思い出せる」
彼女は、たまに海を見ながら寂しげに呟いた。
#人外版深夜の真剣お絵描き60分一本勝負