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【玄鴞】げんきょう。呼称はフクロウ。異能力を武器に暗殺を請負う一族の元頭領。一族を抜けた後は追手を撒いて神山に籠る。長い間塵界から遠ざかっていたが、先祖の因縁に纏わる瑩姫の召喚に応じて再び人に与する。祝文台から瑩姫を解放した一年後、彼女との間に一子を儲ける。表情筋の死んだ40歳。
【雪明媚】せつめいび。瑩姫の侍女。父は祝家の家令。祝文台の奸計によって瑩姫同様戸籍上死亡扱いになっている。籠鳥である瑩姫を思い、手の込んだ脱走計画を練る。玄鴞の助力を得て瑩姫を逃す。兄弟姉妹のいない瑩姫は2つ年下の明媚を姉のように頼りにしており、明媚自身は美貌の主人に心酔する。
【祝光珠】しゅくこうしゅ。呼称は瑩姫(えいき)。三部のヒロイン。幼い頃両親と物見遊山に出掛けた際野盗に襲われて父母を喪う。祝文台に保護され、文台の妾になる。邸を出ることを許されず、文台との爛れた関係に絶望した瑩姫は侍女の画策した脱走案に乗じる。後に逃亡の手助けをした玄鴞と添う。
【茉莉】まり。姓は丹。親兄弟との関係が悪く本人は名乗りたがらない。12歳の時洪戒に拾われて使用人になる。異能力者。潔癖のきらいがあり女癖が悪くだらしのない洪戒に反感を覚えるが、内心は憎からず思っている。蒼瑾を洪家に迎えてからは彼に一目惚れし、侍女の翠児に対して嫉み心を抱く。15歳。
【沈紅】しんこう。百名花仙を統括する花神。神名は百花仙子。花木の精である花魄は眷属であり、人界に生じた彼女らを見つけて天界に連れ帰る。蒼玦・蒼瑾とは花魄を通じてそれぞれ縁がある。瀕死の蒼瑾を保護するよう、蒼玦らを誘導する。蒼瑾とは翠緑玉を託すにあたり夫婦になる約束をしている。